手元供養とは?選び方と始め方
TEMOTO KUYO GUIDE
手元供養とは
手元供養とは、故人のご遺骨やご遺灰のすべて、または一部をお墓や納骨堂に納めずに、ご自宅など身近な場所に置いて供養する方法です。決まった形式はなく、それぞれのご家族が想う形で、故人を偲ぶことができます。
宗派に関係なく行うことができ、「いつもそばに感じていたい」「お墓が遠くてなかなかお参りに行けない」「住まいに大きなお仏壇を置けない」といった理由から、手元供養を選ばれる方が増えています。大切なご家族であるペットの供養として選ばれる方も多くいらっしゃいます。
手元供養の品の種類
ミニ骨壺
ご遺骨の一部を納める小さな骨壺です。たまご型や月・惑星をイメージしたものなど、インテリアに馴染むデザインが揃っています。
ステージ・祭壇
骨壺やお写真、仏具を並べて飾る台です。無垢材を使った日本製のステージなど、リビングにも置きやすいデザインです。
写真立て・額
お写真と一緒に骨壺を飾れるタイプや、お花や仏具を添えて飾れる額など、故人のお顔を身近に感じられます。
小さなおりん
手のひらサイズのおりんや、りんごや動物をかたどった可愛らしいおりんなど、手元供養のスペースに合うデザインです。
コンパクトな仏具
花立・香炉・ろうそく立てなどをまとめた小さな仏具セットや、一輪挿しなど、限られたスペースでもきちんとお祀りできます。
ペット用
犬・猫・うさぎの形をした陶器の骨壺や、パステルカラーの仏具など、ペットの供養にぴったりの品もご用意しています。
手元供養の飾り方の例
決まりはありませんので、お部屋の雰囲気や置けるスペースに合わせて自由に整えてください。はじめての方は、次のような組み合わせがおすすめです。
リビングの棚やチェストの上など、ご家族が自然と目にする場所に置くと、毎日声をかけやすくなります。直射日光や湿気の多い場所は避けてください。火を使うのが心配な場合は、LEDろうそくなどもおすすめです。
手元供養のメリットと注意点
- 故人をいつも身近に感じられる
- 場所を選ばず、いつでも手を合わせられる
- 故人らしさを大切にした自由な形で供養できる
- お墓に比べて費用を抑えやすい
- ご家族・ご親族と事前によく話し合う
- 湿気や紛失に気をつけて大切に保管する
- 将来、ご遺骨をどうするかを考えておく
手元供養を始めるタイミング
- 火葬の後火葬の際にご遺骨の一部を分けて、手元供養用の骨壺に納めます。
- 四十九日や納骨のとき四十九日法要の区切りや、お墓・納骨堂へ納骨するタイミングで、ご遺骨の一部を手元に残します。
- 一周忌などの法要の後年忌法要の節目をきっかけに、手元供養を始める方もいらっしゃいます。
決まった時期はありませんので、ご家族が最も自然に感じられるタイミングでお始めください。
手元供養に関するよくあるご質問(Q&A)
ご遺骨を自宅に置いておいても問題ありませんか?
はい、ご遺骨をご自宅で保管すること自体は法律上の問題はありません。ただし、ご遺骨を庭などに埋めることは、墓地以外では認められていませんのでご注意ください。
ご遺骨の一部をお墓に、一部を手元に残すことはできますか?
はい、できます。ご遺骨を分けることを「分骨」といいます。分けたご遺骨を後からほかのお墓や納骨堂に納める場合は「分骨証明書」が必要になるため、火葬場や現在納骨している墓地の管理者に発行してもらっておくと安心です。
手元供養は宗派に関係なくできますか?
はい、手元供養は基本的に宗派に関係なく行うことができます。気になる場合は菩提寺に相談したうえで、故人のご意志やご家族のお気持ちを大切に、納得できる方法をお選びください。
骨壺の中にカビが生えないか心配です。
湿気の多い場所や、温度差の大きい場所に置くと、結露によってカビが発生することがあります。風通しの良い場所に置き、骨壺の蓋がしっかり閉まっているかを時々確認してください。
将来、手元供養のご遺骨はどうすれば良いですか?
ご自身が亡くなった際に一緒に納骨してもらう、お墓や納骨堂に改めて納める、散骨するなど、いくつかの方法があります。残されたご家族が困らないよう、元気なうちにご希望を話し合っておくと安心です。

